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  1. 世田谷区議会 2023-02-24
    令和 5年  2月 企画総務常任委員会−02月24日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 5年  2月 企画総務常任委員会−02月24日-01号令和 5年  2月 企画総務常任委員会 世田谷議会企画総務常任委員会会議録第二号 令和五年二月二十四日(金曜日)  場  所 大会議室  出席委員(九名)    委員長         畠山晋一    副委員長        佐藤ひろと                上島よしもり                宍戸三郎                中村公太朗                桃野芳文                つるみけんご                あべ力也                そのべせいや  事務局職員    議事担当係長      末吉謙介    調査係主任       丸山卓也  出席説明員    副区長         中村哲也   政策経営部
       部長          加賀谷 実    政策企画課長      秋山武徳    財政課長        五十嵐哲男    副参事         真鍋太一   総務部    部長          池田 豊    総務課長        中潟信彦    区政情報課長      末竹秀隆    人事課長        好永 耕    職員厚生課長      増井賢一   財務部    部長          工藤郁淳    経理課長        阿部辰男   施設営繕担当部    施設営繕第一課長    小野道寛   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 本日の会議に付した事件  1.議案審査   ・ 議案第 六 号 令和四年度世田谷一般会計補正予算(第七次)   ・ 議案第 七 号 令和四年度世田谷国民健康保険事業会計補正予算(第二次)   ・ 議案第 八 号 令和四年度世田谷後期高齢者医療会計補正予算(第二次)   ・ 議案第 九 号 令和四年度世田谷介護保険事業会計補正予算(第二次)   ・ 議案第 十 号 令和四年度世田谷学校給食費会計補正予算(第三次)   ・ 議案第 十一 号 世田谷組織条例の一部を改正する条例   ・ 議案第 十二 号 職員高齢者部分休業に関する条例   ・ 議案第 十三 号 世田谷個人情報保護条例   ・ 議案第 十四 号 世田谷情報公開個人情報保護審議会条例の一部を改正する条例   ・ 議案第 十五 号 世田谷行政不服審査会及び行政不服審査における費用負担に関する条例の一部を改正する条例   ・ 議案第 十六 号 世田谷公文書管理条例の一部を改正する条例   ・ 議案第 十七 号 世田谷手数料条例の一部を改正する条例   ・ 議案第 十八 号 世田谷区立八幡中学校校舎一部改築工事請負契約   ・ 議案第 十九 号 財産(IP電話機等)の取得  2.報告事項   (1)令和五年四月一日付け組織改正(案)の一部追加について   (2)基本計画審議会における検討状況について   (3)その他  3.請願の継続審査について  4.閉会中の特定事件審査(調査)事項について   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇     午前八時五十九分開議 ○畠山晋一 委員長 ただいまから企画総務常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 本日は、議案審査等を行います。  まず、委員会運営に関しましては、引き続き新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者からの報告は簡潔明瞭に、委員からの質疑も要点を絞っていただくなど、会議時間の短縮に向けた御対応をよろしくお願いいたします。  また、発言の際は、お手元のワイヤレスマイクの使用をお願いします。  それでは、1議案審査に入ります。  まず、議案第六号「令和四年度世田谷一般会計補正予算(第七次)」、議案第七号「令和四年度世田谷国民健康保険事業会計補正予算(第二次)」、議案第八号「令和四年度世田谷後期高齢者医療会計補正予算(第二次)」、議案第九号「令和四年度世田谷介護保険事業会計補正予算(第二次)」、議案第十号「令和四年度世田谷学校給食費会計補正予算(第三次)」の五件を一括して議題としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認め、議案第六号から議案第十号までの五件につきましては一括して議題といたします。  本五件について、まず理事者説明を求めます。 ◎五十嵐 財政課長 では、議案第六号から第十号の補正予算案五件につきまして説明いたします。補正予算書の右上、九ページを御覧いただけますでしょうか。  議案第六号「令和四年度世田谷一般会計補正予算(第七次)」でございます。  第一条でございますが、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ二百七十八億六千三百六十九万一千円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ三千九百六十五億三千百四十八万二千円とするものでございます。  歳入歳出予算補正款項区分及び当該区分ごと金額並びに補正後の歳入歳出予算金額につきましては、一〇ページから一三ページに記載の「第一表歳入歳出予算補正」のとおりでございます。  第二条の繰越明許費につきまして、一四ページから一七ページに記載の「第二表繰越明許費補正」のとおりでございます。  第三条の債務負担行為につきましては、一八ページに記載の「第三表債務負担行為補正」のとおりでございます。  第四条の地方債につきましては、一九ページに記載の「第四表特別区債補正」のとおりでございます。  次に、右肩二三ページを御覧ください。議案第七号「令和四年度世田谷国民健康保険事業会計補正予算(第二次)」でございます。  第一条でございますが、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ十五億七千九百八十三万三千円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ八百四十八億九千六百二十六万円とするものでございます。  歳入歳出予算補正款項区分及び当該区分ごと金額並びに補正後の歳入歳出予算金額は、二四ページから二五ページに記載の「第一表歳入歳出予算補正」のとおりでございます。  二九ページを御覧ください。議案第八号「令和四年度世田谷後期高齢者医療会計補正予算(第二次)」でございます。  第一条でございますが、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれマイナス五千三百十二万三千円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ二百三十九億七千三百四十六万八千円とするものでございます。  歳入歳出予算補正款項区分及び当該区分ごと金額並びに補正後の歳入歳出予算金額は三〇ページに記載の「第一表歳入歳出予算補正」のとおりでございます。  三三ページを御覧ください。議案第九号「令和四年度世田谷介護保険事業会計補正予算(第二次)」でございます。  第一条でございますが、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれマイナス一億八千五十四万五千円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ七百二十七億六千九百八十七万六千円とするものでございます。  歳入歳出予算補正款項区分及び当該区分ごと金額並びに補正後の歳入歳出予算金額は、三四ページから三五ページに記載の「第一表歳入歳出予算補正」のとおりでございます。  三九ページを御覧ください。議案第十号「令和四年度世田谷学校給食費会計補正予算(第三次)」でございます。  第一条でございますが、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ一千六百五十八万円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ三十三億九千三百五十五万八千円とするものでございます。  歳入歳出予算補正款項区分及び当該区分ごと金額並びに補正後の歳入歳出予算金額は、四〇ページに記載の「第一表歳入歳出予算補正」のとおりでございます。  個別事業補正内容につきましては、前回の委員会で御説明したとおりでございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 ○畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆桃野芳文 委員 議案第六号ですけれども、この間、区長学校改築改修等財政需要に備えて必要な基金への積立てを行っているというふうに言っていますけれども、それに該当する部分というのは、義務教育施設整備基金積立金の百三十億円余りということでよろしいですか。確認します。 ◎五十嵐 財政課長 委員御指摘のとおり、今般の義務教育施設整備基金積立金増額補正につきましては、今後、令和十八年度までの小中学校改築、第二期の計画を踏まえますと財源不足が見込めるということから、同基金への積立てを行いまして、将来の行政需要に備えるというものでございます。 ◆桃野芳文 委員 ということであれば、一般会計補正予算、今回二百七十八億円余りですから、そのおよそ半分程度を占めているという認識でよろしいでしょうか。 ◎五十嵐 財政課長 御指摘のとおりでございます。 ○畠山晋一 委員長 それでは、意見に入ります。  本五件について御意見がありましたら、どうぞ。 ◆桃野芳文 委員 我が会派の代表質問でも述べましたけれども、区長令和四年度末の基金残高が約一千四百六十五億円で過去最高となる見込みだと、いかにも誇らしげにおっしゃっているわけですけれども、それは誇るべきことではないんじゃないですかというのが、我が会派の主張というか、意見です。  そもそも学校改築改修の需要に備えてといって今お金をため込むのはおかしいのではないでしょうか。今、学校で過ごしている子どもたち、その保護者にとっては、老朽化した学校こそ急ぎ改築してほしいというのが当たり前の思いだと思います。老朽化しているのですから、子どもたち安全面も考慮し、今、改築を進めるべきです。やるべきことをやらなければ税金がたまるのは当たり前です。貯金を誇るためにお金をため込むのではなく、使うべきお金は使い、区民の安全を守り、区民の暮らしの質を高めることが区長の仕事であるべきだという意見を付して、賛成の意見といたします。 ○畠山晋一 委員長 それではお諮りをいたします。  本五件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第六号から議案第十号までの五件は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、議案第十一号「世田谷組織条例の一部を改正する条例議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎秋山 政策企画課長 議案第十一号「世田谷組織条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。  本件は、子ども若者部保育部とを統合し、子どもに係る施策を一体的に推進するため御提案申し上げた次第でございます。  改正内容につきましては、二月六日の本委員会で御説明したとおりでございます。  また、施行につきましては令和五年四月一日としております。  御説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 ○畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆そのべせいや 委員 今回大きくある程度部署が動くような印象も見てとれますが、参事部長級ポストが幾つ増減して、副参事課長級ポストが幾つ増減するのかだけ確認します。 ◎秋山 政策企画課長 そちらの増減につきましては、結果的にポスト増減はございません。結果的には同じ数になりますので、参事級が増える増えない等は若干ありますけれども、トータルで見ると同じ数になります。(「両方同じということですか」と呼ぶ者あり)増えるほうと減るほうとがそれぞれ同じ数ですので、結果的に全体のポストとしては同じですよと、そういう意味合いでございます。 ◆そのべせいや 委員 参事部長級増減もゼロ、副参事課長級増減もゼロという認識でよろしいですか。 ◎秋山 政策企画課長 ちょっとお待ちください。数のほうは後ほど調べまして御説明したいと思います。 ○畠山晋一 委員長 そのべ委員、それでよろしいですか。 ◆そのべせいや 委員 できれば、賛否に……。 ○畠山晋一 委員長 影響するから。  ちょっとお時間ください。
    秋山 政策企画課長 申し訳ありませんでした。数でございます。管理職ポストは全部で三増になります。それで部長級ポストは二減、課長級ポストは五増というふうになります。 ◆そのべせいや 委員 特に部長級ポストについて、そこの職責を果たせる方が、役所の中で果たしてしっかり育成ができていますでしょうかというようなことをちょっと疑問として抱いていますということと、今、増減は変わりないとお話があったのに、百八十度違う答弁が新たに出てきているんですが、この答弁っていかがですか、副区長。どうなんですか。最後、それだけ確認します。 ◎中村 副区長 すみません。具体的に数えた結果、部長の三減、課長の五増ということで訂正させていただく、ちょっと正確じゃなかった答弁があったと思いました。最後に御答弁した数ということでお示しさせていただきたいと思います。 ◆桃野芳文 委員 今、課長部長というふうにおっしゃったけれども、副参事参事も合わせて、数字の今の増減ということなんですか。それを合わせるとプラスマイナス・ゼロになるということなんですか。それを含めても、最初の答弁が間違っていたということですか。 ◎秋山 政策企画課長 数のほうが、子ども若者部だけだと思ってちょっとそう言ったんですけれども、全体の答弁のところで、今言った部長級が三減で、課長級の五増は今言った副参事部分を含めて、いわゆる区全体としてそういう増減がありますという趣旨でございます。すみませんでした。 ◆桃野芳文 委員 要はプラスマイナス・ゼロ、副参事参事課長部長を合わせてプラスマイナス・ゼロではなくて、増えるということなんですか。 ◎秋山 政策企画課長 そのとおりでございます。 ◆桃野芳文 委員 それは大変な、今、そのべ委員が重ねて問うたから訂正できたけれども、それが訂正できずに採決に入ったら大変なことなんじゃないですか。それはちょっと簡単なことじゃないと思いますよ、私は。 ◎中村 副区長 正確なお答えができなかったことをおわび申し上げます。すみませんでした。 ○畠山晋一 委員長 よろしいですか。確かに大きな影響のある数字でありますので、皆さん……。 ◆佐藤ひろと 委員 今、確かに答弁で訂正されましたけれども、でも、組織改正条例って事前に説明も聞いて、我々、目にしているので、そこでちゃんと部長級課長級増減というのは、しっかり事前に私たちは判断した上で今日臨んでいるということにしていかないと、何のための委員会か分からなくなっちゃいますよ。だから、そこは我々の資質の問題にも関わりますから。確かに答弁の趣旨がずれたのは問題だと思いますけれども、そもそも今日初めて聞いた話じゃないので、そこをしっかり我々は認識していかないと、議案審査もへったくれもないと思います。 ○畠山晋一 委員長 それでは、意見に入らせていただきます。  本件について御意見がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第十一号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、議案第十二号「職員高齢者部分休業に関する条例議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎増井 職員厚生課長 議案第十二号「職員高齢者部分休業に関する条例につきまして御説明をいたします。  この条例につきましては、職員高齢者部分休業について条例を制定する必要があるため御提案するものでございます。  条例内容につきましては、二月六日の本常任委員会にて御説明したとおりでございます。  施行日令和五年四月一日となります。  御説明は以上でございます。 ○畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 それでは、意見に入ります。  本件について御意見がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認め、よって議案第十二号は原案どおり可決と決定をいたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、議案第十三号「世田谷個人情報保護条例議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎末竹 区政情報課長 議案第十三号「世田谷個人情報保護条例について御説明いたします。  本件は、個人情報保護に関する法律の改正に伴い、法の施行に関し必要な事項を定めるとともに、区の個人情報の適正な取扱いについて必要な事項を定める必要がありますので、提案した次第でございます。  内容につきましては、二月六日の本委員会において御説明したとおりでございます。  条例施行日は、令和五年四月一日でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 それでは、意見に入ります。  本件について御意見がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第十三号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、議案第十四号「世田谷情報公開個人情報保護審議会条例の一部を改正する条例」、議案第十五号「世田谷行政不服審査会及び行政不服審査における費用負担に関する条例の一部を改正する条例及び議案第十六号「世田谷公文書管理条例の一部を改正する条例の三件を一括して議題としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認め、議案第十四号から議案第十六号までの三件につきましては、一括して議題といたします。  本三件について、理事者説明を求めます。 ◎末竹 区政情報課長 議案第十四号「世田谷情報公開個人情報保護審議会条例の一部を改正する条例」、議案第十五号「世田谷行政不服審査会及び行政不服審査における費用負担に関する条例の一部を改正する条例」、議案第十六号「世田谷公文書管理条例の一部を改正する条例」、この三件について一括にて御説明させていただきます。  本三件は、いずれも世田谷個人情報保護条例改正に伴い規定の整備を図る必要がありますので、提案した次第でございます。  内容につきましては、二月六日の本委員会において説明したとおりでございます。  条例施行日は、いずれも令和五年四月一日でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 それでは、意見に入ります。  本三件について、御意見がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本三件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第十四号から議案第十六号までの三件は原案どおり可決と決定をいたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、議案第十七号「世田谷手数料条例の一部を改正する条例議題といたします。  本件について理事者説明を求めます。 ◎中潟 総務課長 議案第十七号「世田谷手数料条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  本件は、予防接種に関する証明に係る手数料計算方法を変更するとともに、建築基準法改正に伴い、省エネルギー、再生可能エネルギー利用等を目的とした特例の許可及び認定に係る制度を拡充し、併せて都市の低炭素の促進に関する法律施行規則等改正に伴い、住戸ごと評価区分を廃止し及び住宅誘導仕様基準区分に関する規定を追加する必要があるため、御提案した次第でございます。  内容につきましては、二月六日の本委員会において御説明したとおりでございます。  施行につきましては、資料二三ページから二四ページに記載しておりますが、別表第1の百二の項の次に一項を加える改正規定、同表の百六の項の次に一項を加える改正規定、同表百七の項、百九の二の項及び百九の三の項の改正規定、同項の次に一項を加える改正規定並びに同表の百二十一の項、百二十二の二の項、百二十三の項及び百二十三の二の項の改正規定は、令和五年四月一日、それ以外は公布の日としております。  説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 ○畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 それでは、意見に入ります。  本件について御意見がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第十七号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、議案第十八号「世田谷区立八幡中学校校舎一部改築工事請負契約」を議題といたします。  本件について、理事者説明を願います。 ◎阿部 経理課長 議案第十八号「世田谷区立八幡中学校校舎一部改築工事請負契約」につきまして御説明いたします。  本件は、予定価格が一億八千万円以上の工事請負契約であることから、世田谷区議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定に基づきまして御提案するものでございます。  入札は一般競争入札により行いました。契約の相手方は小俣・石栄建設共同企業体で、契約金額は七億八千六百六万円。工期につきましては令和六年七月十二日となっております。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
    畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 それでは、意見に入ります。  本件について御意見がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。本件を可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第十八号は可決と決定をいたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、議案第十九号「財産(IP電話機等)の取得」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎阿部 経理課長 それでは、議案第十九号「財産(IP電話機等)の取得」につきまして御説明いたします。  本件は、予定価格が六千万円以上の財産の取得であることから、世田谷区議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第三条の規定に基づきまして御提案するものでございます。  入札は指名競争入札により行いました。契約の相手方は株式会社ほくつう関東支社、契約金額は八千八万円で、納期につきましては令和五年九月二十九日でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 それでは、意見に入ります。  本件について御意見がありましたら、どうぞ。 ◆あべ力也 委員 今般のIP電話の取得に関する議案でありますけれども、一般の企業なんかは、もう移動体の端末を持っているということを先日も述べましたけれども、いわゆるダイヤルインで各職員が一つずつ電話というか、スマホを持ったりするような時代にもうなっていますので、今回IP電話で、固定電話ということだと思いますけれども、そういう考えを今後取り入れて、それぞれの職員が移動体の電話を持つというようなことも、併せて今後検討していただきたいということを要望して賛成をしたいと思います。 ○畠山晋一 委員長 それでは採決に入ります。  お諮りいたします。  本件を可決とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第十九号は可決と決定いたしました。  以上で1議案審査を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、2報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和五年四月一日付け組織改正(案)の一部追加について、理事者説明を願います。 ◎秋山 政策企画課長 それでは、令和五年四月一日付け組織改正(案)の一部追加について御説明をいたします。  なお、本件につきましては、本委員会と文教常任委員会と併せで御報告させていただきます。  一ページ目を御覧ください。1の基本的な考え方は、これまでの組織改正と同じでございます。  三ページ目を御覧ください。改正内容ですが、教育委員会事務局において教育監を廃止するものでございます。これは、この間、教育監に適切な人材を模索してきましたが、適当な人材の確保ができないことが分かり、また、一方で国からの派遣により引き続き国との調整機能が確保されたこと、そして、専門性や幅広い知見を生かしながら、教育委員会事務局三部の連携ができることから判断したものでございます。  御説明は以上でございます。 ○畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◎中村 副区長 すみません、補足させていただきます。先ほど管理職ポストについて正確な答弁に欠けていたこと、重ねておわびを申し上げます。  改めて確認させていただきます。全体で部長級ポストは二減で、課長級ポストが五増です。今回の今御報告しました教育監、これは一般職なもので、部長級と考えると三減になります。なので、三減五増、全体で二増ということになります。 ◆中村公太朗 委員 この教育監、できてすぐなくなっちゃうということになるわけですけれども、今、適当な人材がいないということだったんですけれども、民間で募集したりとかはしたんでしたっけ。 ◎秋山 政策企画課長 教育監の件に関しては、民間等の募集はございません。この間、文部科学省のほうに、こちらからどなたかいらっしゃいませんかということで、教育委員会のほうからお話をさせていただいております。 ◆中村公太朗 委員 していないのか、そもそもできないのかどちらですか。 ◎秋山 政策企画課長 教育監のほうは通常公務員と考えておりますので、今はしておりません。していなく、こちらとしては、できないかできるかと言われれば、様々な要件はありますができると思いますが、現段階ではそこまで検討はしておりません。 ◆中村公太朗 委員 そう聞くと、とにかく文科省のポストのみでつくって探したというふうにしか聞こえないんですけれども、別に迎え入れるのは悪いことじゃないと思いますが、思惑だったりいろんな事情の中で、特定ポストが増えたり減ったりみたいな話で、しかも、一部の省庁とのみみたいなところというのはどうなんですか。 ◎秋山 政策企画課長 教育監の重要性に関しましては、やはり教育長を補佐するというところで、世田谷区の教育に関しても今般様々なことで動いております。そこの重要性は区のほうとしても認識しておりますので、やはりそういうところに関しては、教育に関しての見識が深いところ、そして御経験がある方というふうに考えておりまして、区としてはこの間の対応に至ったところでございます。 ◆中村公太朗 委員 最後にしますが、教育監に限らずだと思うんですけれども、これだけ教育が様々な形でカリキュラムも含めて広がる中で、もしくは現場で求められる中で、今後区の教育委員会とかそれに属するポスト部分に、民間の人を登用みたいなことというのは考えたりしているんですか。できるできないも含めて教えていただければと思います。 ◎中村 副区長 外部からの登用という点で、国との関係の御質問がありましたけれども、例えば厚生労働省からは、せたホッとをつくるときとか、児相を見据えて、厚労省からは課長をもらって、かなり連絡を密にして、いい連携ができた成功体験も持っているところです。今、ここのところは厚労省からもらっていませんで、ずっと引き続きどこかのポストを占めているということはありませんけれども、教育の分野についても、この間の御答弁もありますとおり、かなり曲がり角というか、見直す時期にも来ているということで、まずは文科省からということも考えましたけれども、広くというところも併せて、公募ですね。特定ポストに対する公募ということは検討はしていきたいと思います。 ◆あべ力也 委員 今般の質問でも、学校職員の配置に関して、新学期で間に合わなかったというようなことも、私だけではなくて、ほかの会派からも指摘があったりしたわけですけれども、これは人事権がある都教委と世田谷区の教育委員会が連携していかないとなかなか解消できない話だと思うんですけれども、今その所管というのは、学校職員課がその役割を担っているんですか。それとも、都教委と交渉するという窓口はどこになっているんですか。教育長なんですか。どなたなんですか。 ◎秋山 政策企画課長 現段階で、今委員からの御指摘のところの窓口は、教育指導課がなっております。東京都から指導課長等がいらっしゃっていますので、そこを窓口にして東京都のほうとやり取りをしております。 ◆そのべせいや 委員 先ほどそもそも確認をポストの件についてさせていただいたのは、少し申し上げましたが、部長級に就くことができる方というのがしっかり育成できているのかというような趣旨も含めてお話をさせていただいたところです。  今回、部長級ポストについては少なくとも削減になるということでしたが、これまで部長級の職責を担われていた方が、課長級ポストに降格といいますか、あるいは給料は同じだけれども課長を担うとか、そういうような形で減っていくのか、それとも役職定年のような形になって二減が実現するのかでいうと、どのようなことを想定されていらっしゃるでしょうか。 ◎池田 総務部長 今回、部長級ポストが減った。実際、人事配置については、まだ内示前ですので細かいことは言えませんが、当然定年退職する方、部長級職員の方、要するに役所を去って行かれる方もいらっしゃるわけで、その中で通常昇任する方もいらっしゃる。ポストが減ったわけですから、昇任の枠が少し減るというような形になろうかと思います。 ◆そのべせいや 委員 できればなんですけれども、増やすということは簡単にできるのかなと思うんですが、一方で、減らしていくということについては、たまたま今回は定年の方がいるみたいなことのタイミングで、都合よくこういう形になったのかなということも想像しているんですが、組織としては、小さい組織であれば今いらっしゃる方々の中でどうやって回していくかということをぜひ考えていくべきだと思う一方で、巨大な組織ではありますので、部長級を担える方がどれぐらいいるみたいなこと、あるいは課長級もしかりですけれども、そういうことでポスト増減が動くということはないように、しっかりビジョンを見据えて、どこの部署が必要だと、そこに何人必要だということを勘案した上での組織体制としていただきたいと要望しておきます。 ◆桃野芳文 委員 先ほど教育監のところの説明で、聞いていると、私の受け止めは、本当は教育監というポストに誰か就いてもらいたいんだけれども、それに適切な人がいなかったと。ほかに代替策もいろいろ考えて、そこに人がいないからこういう方法で補っていくということで教育監を廃止しますというような話だったと思うんですけれども、全体の構図としてはそういう理解でよろしいんですか。 ◎秋山 政策企画課長 そのとおりでございます。 ◆桃野芳文 委員 となると、区としては、教育監にそういう適切な人に来てもらいたい、ポストに就けたいというのがそもそもの出発点だと思うんですね。文科省には当然、多彩な人材がたくさんいらっしゃると思うんですけれども、その中から、要はマッチングしない理由というのは、何が障害になって来てくれないんですか。 ◎秋山 政策企画課長 教育監として、この間、文科省のほうからお一人迎えております。その中で、やはり教育に関して相当幅広い見識をお持ちの方、それから経験をやはりお持ちの方となると、ある程度のポストが、文科省の中でも経験とポストがある方が、やはりこちらとしてもふさわしいと思っております。そこに比べて、こちらのほうにいらっしゃる方がちょっと、これは区側からの一方的なあれですけれども、ちょっとまだ足りないかなというところで、もう少し御経験がある方がいいなというところを含めての話合いの中で、なかなかなか折り合わなかったというところでございます。 ◆桃野芳文 委員 区が求める人材の方に来てもらおうとすると、その向こう側の人からすれば、あまり魅力を感じないポストだと、そういうことでよろしいですか。 ◎秋山 政策企画課長 向こう側から見るとというよりは、こちらから、区側から見て、当然この後いろいろやっていく中で、文科省との関係もありますし、当然現場を動かすというところもありますので、それ相応の実行力、それから経験というのが必要で、それに見合った方がちょっといらっしゃらなかったかなというところでございます。 ◆桃野芳文 委員 要は、いい人を見つけるためには、向こうの人も、いいね、そこでやってみたい、世田谷区の教育監をやってみたいというふうに思ってもらえる人に手を挙げてもらわなきゃいけないんだけれども、要はマッチングしなかったと。こっち側からはこういう人がいいということなんだけれども、向こうから、じゃ、こういう人がいますよというのは、こちらからすれば、いや、ちょっと合っていないよねという方だったからマッチングしなかったということなわけですよ。  だから、世田谷区がこういう人に来てもらいたいという人が手を挙げてもらえるような方法、だから、例えば民間企業でも転職マーケットというのはあるわけですけれども、そこでいかにマッチングしていくかというのが一つのポイントなわけじゃないですか。だから、世田谷区が来てほしい来てほしいと言ったって、平たい言葉で言うと、優秀な人から手が上がらなければ、そのポストを埋めることはできないわけですよね。  だから、根本的に何がマッチングしないのか、来てくれませんでしたよねということじゃなくて、そこにある何なのか、仕事のやりがいみたいなものが駄目なのか、待遇みたいなものが駄目なのか、何なのか、そこはちょっとかみ砕いて、本当に教育監というのが必要だというのが区の意思であれば、そこをもう一歩の努力というのは今後私は必要になってくると思うんですけれども、その辺はいかがですか。 ◎秋山 政策企画課長 区のほうとしては、やっぱり教育監のところは非常に重要だと思っておりますので、これまで教育監といたしまして、あそこには三部ございますので、学校教育本体の運営、それからその補助的な部分、それから生涯学習も持っていますので、そういったところでのどういう仕事をおやりになり、こういうふうにやってほしいということは、区のほうとしてもまとめて、引き続き、どういうふうな形で教育に影響するか分かりませんが、ちょっと検討はしてみたいと思います。 ◆桃野芳文 委員 区が求める人材がなぜ来てくれないのかということは、しっかり考えてやっていただきたいということで、申し上げておきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、(2)基本計画審議会における検討状況について、理事者説明を願います。 ◎真鍋 政策経営部参事 基本計画審議会における検討状況につきまして御報告させていただきます。  1の主旨ですが、本年二月六日に開催しました第六回基本計画審議会における検討状況について報告するものです。  2の内容、3の今後のスケジュールにつきまして、別紙の資料で御説明いたします。  右上、三ページを御覧ください。まず、審議会の公開についてでございますが、中ほどに記載のとおり、公開済みとなってございます。  続いて、四ページを御覧ください。下段に議事概要を記載してございますが、これまでの審議会での議論を踏まえて作成した基本計画大綱(たたき台)を基に意見交換を行ったところです。  続いて、五ページを御覧ください。第六回審議会と同日、二月六日午前中に開催しました企画総務常任委員会での委員の皆様よりいただいた御意見につきまして、七ページまでにわたって、記載のとおり審議会に報告し、こちらも参考として議論をお願いしたところでございます。  続いて、八ページからは、第六回基本計画審議会の資料としてお示しし、議論の基としました基本計画大綱(たたき台)になります。前回の企画総務常任委員会でもお示しし、御説明させていただいた資料になりますので、詳細の説明は割愛させていただきますが、一一ページでは、計画全体つきまして、基本方針から計画の推進まで五つの体系に整理して、その後の大綱(たたき台)を作成しているところです。  続いて、一三ページですけれども、基本方針、目指すべき方向性として、持続可能な未来の確保を掲げております。  続いて、少し飛びますが、二一ページになります。重点政策をつなぐコンセプトとして、わくわく感の創出を据えてございます。人との出会い、わくわく感、意欲の醸成といった審議会でのこれまでのキーワードを基にしたものでございまして、こちらの共通理念の下、次ページ以降の六つの政策を進めていくことを記載してございます。以下二九ページまでが基本計画大綱(たたき台)になります。  続いて、三〇ページを御覧ください。第六回審議会における大綱(たたき台)への委員からの御意見を整理したものになっております。計画全体に係る御意見から重点政策の御意見など幅広く御意見をいただいたところでございまして、主な御意見を幾つか御報告します。  まず、三〇ページの下段は、全体構成に係る御意見です。先ほど五つの体系に整理したと御説明したところですが、多くの委員より、三部構成ぐらいにすべきといったような御意見をいただいたところです。  続いて、三一ページを御覧ください。上段、基本方針に関する御意見を整理してございます。基本方針の持続可能な未来の確保はよいんだけれども、もう一つ加えてはというような意見が複数ございまして、例えば一番上の行ですと、世田谷の魅力を積極的に高め、より選択する都市になるですとか、その二つ下の行ですと、加えて、あらゆる世代が住み続けたい世田谷をともにつくる、こうした御意見をいただいたところです。  続いて、三三ページを御覧ください。重点政策をつなぐコンセプトについては、わくわく感についても多くの意見がございました。例えば三行目でございますが、基本方針とわくわく感が合っていないのではないかですとか、その二つ下の行ですが、わくわく感と弱者保護の両方の視点が必要といった御意見がございました。これらの御意見を踏まえまして、現在基本計画大綱案の策定を進めているところでございます。  続いて、今後のスケジュール、三四ページを御覧ください。三月には、第七回並びに第八回と二回の開催を予定してございまして、次回第七回は三月十四日を予定してございますが、基本計画大綱案を示して議論いただく予定です。審議会の検討状況につきまして、適宜議会に御報告させていただきまして、三月末の第八回に答申を受ける予定となってございます。  その後、答申を尊重しながら区としての考えをまとめ、議会との議論を重ねまして、令和五年度に骨子案、素案、案と具体化を図ってまいります。  説明は以上です。 ○畠山晋一 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆つるみけんご 委員 この中で、バックキャスティングという考え方が重要だということが書いてあるんですけれども、一方で、委員の方からの御意見というところを拝見すると、三一ページ、目標というところでは、たたき台は目標、未来像、目指すところが抜けているとか、何を目指しているのかとか、あと、目指す具体像を描きとか、かなり目標に対して厳しい御意見をいただいているなという印象を持つんですけれども、区としてこのあたりをどのように受け止めておられるのかと、今後の対応というのを教えてください。 ◎真鍋 政策経営部参事 目標についても御意見をいただきました。第一回から第四回ぐらいにかけて、目指すべき姿の議論というのはしております。その中で、子ども真ん中社会とか、そういったものを目指そうという像を議論しました。誰一人取り残すことのない社会、そういったものが議論としてあって、五つか六つ目指すべき像を並べて第四回ぐらいのときにはお示ししました。  ただ、あれが抜けている、これが抜けている、子どもだけじゃないだろうといった議論もありまして、目指すべき像について少し抽象度を上げて一つにしたところ、それがなくなったので、ちょっと目指す姿が見えなくなったんじゃないかというふうに受け止めております。ですので、案では少しそちらの像を具体例として、目指す像は持続可能なというようなものであっても、少しそれが見えるような工夫をしていきたいというふうに考えているところです。 ◆あべ力也 委員 基本的な考え方の中での子どもど真ん中とかという文言については何度か意見も述べさせていただいていますけれども、私は、やっぱり世田谷区が住民全体に対して提供していく住民サービスなりなんなりの基本的な計画だというんであれば、世田谷区に住んでいる方の全世代的な幸福を目指すというのは当然であって、子どもだけとか、子どもはその真ん中の社会なんですということを打ち出すことによって、いわゆる何ていうか、そこから抜けちゃう人たちというのは、いわゆる一種差別的に私は思うんですね。  例えば高齢者というのは、多様性の中に入っていて、高齢者は多様性の対象なんですか。いろんな方が年代的に、全世代的にいらっしゃる中で、高齢者を多様性の中に入れるとかというのはちょっと僕はおかしいんじゃないかなと思うし、その考え方、文言というのはいろいろ文言によって方向性なりなんなりというのは見えてくる部分はあると思いますけれども、でも、その文言によって差別を感じたり、どうなのかなとか感じる方もいらっしゃると思いますので、私はやっぱり区民っていろんな方がいらっしゃって、そのいろんな方に行政サービスなり、手を差し伸べるというのが区の基本的なスタンスであって、ここだけど真ん中なんだって言われると、違う方を何かはじかれたみたいに思っちゃうんじゃないかなと思いますけれども、その辺の考え方をもうちょっとしっかりしていただきたいなと要望しておきます。 ◆上島よしもり 委員 デシディムの活用というのが今回行われて、二月いっぱいで多分終わりぐらいなのかもしれませんが、結構、世田谷区がデシディムを活用するといったことに対して、意外と僕の周りでは反応があったんですよ。ほかの自治体の関係者とか、すごいなと。  実際これを使ってみてどうだったのかなというのを、ちょっとこの場でお聞かせいただければいいなと思いますし、これからのデシディムの活用というのを広げられるのかどうなのかということも、併せてちょっと教えてください。 ◎真鍋 政策経営部参事 ありがとうございます。今回デシディムにつきましては、区民検討委員会議の委員になられた方に対して、限定的に開放して意見をもらうという形でちょっと試行導入しているところです。ですけれども、現時点では六名の登録者にとどまっているというのが実情です。なかなか意見交換も活発に行われない中、事業者さんにも御意見を伺って、ちょっと改善を図っていこうというふうに思っておって、例えばテーマ別に設定したほうが意見が出やすいんじゃないかとかいったことも試したんですが、なかなか活発にはいかない。  やはり根本で言いますと、ほかの自治体では、やはり区民全般に開放していて、まずは母数がないことには活発な意見交換にはつながらないだろうということが一点。もう一点が、あまり議論が重なった後のものを見て何かくださいというよりは、やはりグループワーク的なものもありますので、アイスブレーク的なものから、例えば世田谷の好きなところはどこでしょうかねみたいな意見が出やすいものから出していくということが必要であろうということの助言までいただいています。  来年度の五月には、骨子の段階でデシディムというのを区民全般に広げていこうというふうには考えておりまして、その際にも、骨子を出してすぐ骨子の意見というよりは、少しアイスブレーク的なものというのを挟みながら活用し、活発な意見交換につながればというふうに考えているところです。 ◆そのべせいや 委員 今、基本計画の話をしているわけですけれども、その上というか、土台というか、表現はあれですけれども、基本構想というものが二〇一三年時点でつくられていて、確認なんですけれども、基本構想から十年たって、社会状況もなかなか大きく変化をしてきたように理解をしていますが、新たに今回の基本計画に追加をしたほうがいいと思うような変化についての話などは共有されていたんでしたっけということと、そういうものがあれば教えてください。 ◎真鍋 政策経営部参事 基本構想については、引き続き、区、区民、事業者が目指すべき公共的指針としてあるよということで、区は毎回、区の基本的な考え方というのをお示ししている中で、基本構想、九つのビジョンなども含めて、こういったものを意識して議論してほしいということは伝えております。  その中で、やはり急激な社会状況の変化の中で九つのビジョンを実現するためにはこういったことが必要だろうという視点で御議論はいただいているところです。その中でやっぱり持続可能性を将来世代に残すんだというのは、この間の喫緊的な課題であろうということで基本方針に掲げたということが出ています。  一方で、重点政策なんかの議論を見ますと、やはりやらなければいけないことは近いよねということも、委員さんからはいただいています。十年たったからと、がらっとやることが変わるということではないんだねというようなことで、委員さんの中でもお話が出ていて、現行計画とも近しいものはあるよねと。ただ、やはりDXとかそういった文言も入ってきて、やっぱり違いも出てきているよねということを踏まえながら、御議論が進んでいるというふうに受け止めております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、(3)その他ですが、ほかに報告事項はございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 以上で報告事項を終わります。
       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、3請願の継続審査についてお諮りいたします。  令元・三号「拙速な改憲発議を行わず、憲法の諸原則に基づく運営を国会に求める意見書採択を、世田谷区議会に要請する陳情」外七件を閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 次に、4閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 区政の総合的企画及び調整について 2. 行財政運営について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━畠山晋一 委員長 そのほか何かございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 なければ、年間予定では本日が最後の委員会ではありますが、本日の報告にもありました基本計画審議会における検討状況に関して、三月十四日に開催予定の第七回審議会の結果報告を聴取するために、臨時で委員会を開催したいと思います。事前に皆様の御都合を伺っておりますが、三月二十三日木曜日の予算特別委員会補充質疑終了後でいかがでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○畠山晋一 委員長 それでは、三月二十三日木曜日の予算特別委員会補充質疑の終了後、臨時の委員会を開催いたしますので、よろしくお願いします。  以上で本日の企画総務常任委員会を散会いたします。     午前九時五十分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   企画総務常任委員会    委員長...